でくのぼうではなく

繋がっていたいと思われる人になりたい。

それは、金を持っているからとか権力を握っているからとか肩書きがカッコイイからとか便利に使えるからとか見栄を張れるからとかという理由ではない。この世の人間関係はおおよそそのような繋がりで占められているのかもしれないがね。だから定年退職して肩書きを失ったら孤独になってしまう男性が多いのだろう。その点女性はちょっと違うのかもしれないけれど、まあ、おおかた、おしゃべりの相手と見栄を張る相手が欲しいだけのような気もするが。

僕が願う「繋がり」とはそんなものじゃない。金や肩書きがなくとも「あ、この人とは繋がっていたいな」と本心から思われる人だ。それは「人間を磨く」というひとことに尽きるような気がする。その修養は死を迎えるその瞬間まで続くのだろうから、結局、死ぬまでその出来具合はわからないということだろうが-。

なぜか、宮沢賢治の「雨にも負けず」の人間像を思い浮かべた。しかし「でくのぼう」とは呼ばれたくないな。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。