ようこそ、まなびさんがへ

日常生活で出会うさまざまな出来事を「ヨーガな視点」でとらえていくと、思いもかけない貴重な「まなび」が得られるものです。

マットの上でポーズをとるのも良いけれど、ヨーガをそこで終わらせてしまうのはあまりにももったいない。「ヨーガ」という言葉をどう捉えるかは人それぞれだし、歴史的にもさまざまな解釈がなされてきたのは事実ですが、それゆえ、「ヨーガ」にはもっと大きなポテンシャルが秘められているのは確かだと思います。

インドの聖典「バガヴァッド・ギーター」では「ヨーガ」を「道」といった意味で使っています。個人的にもこの意味合いが一番しっくりいくと感じています。この聖典の中で、日常生活を修行の場と考え「さとり」に向けて自分の霊性を磨いてゆく「ヨーガ」(道)を特に「カルマ・ヨーガ」(行為のヨーガ)と呼んでいます。「カルマ・ヨーガ」とは「生き方」であり「生活術」といっても良いのです。

「生活術」といっても一般的な処世術とは違います。「カルマ・ヨーガ」という「生き方」の根底には人間の本質は「魂(スピリット)」であるという理解が必要です。この理解というのは論理的なものではなく、ある意味「信念」の領域に属するものかもしれませんが、信じる人にとっては「真実」なのです。そしてこの前提のもとに実践してこそ「カルマ・ヨーガ」から多くのベネフィットを得ることができるのです。

「カルマ・ヨーガ」の実践者でありたいと僕は思いました。しかし、地球を訪れた魂たちは誰もが皆「カルマ・ヨーガ」の実践者であると言ってもよいのです。なぜなら、日々を生きることで、たとえ僅かずつであったとしても、皆「何か」を学んで成長しているからです。そして、ちょっとした意識の変化でその「学び」をもっと深めることができるのです。このブログが少しでもそのヒントを提供できるなら嬉しく思います。

「まなびさんが」という言葉について

お気付きの方はもうわかっていると思いますが、「まなび」と「さんが」をくっつけました。仏教では「さとり」を目指して修行を重ねる「仲間」のことをサンガ (sangha) と言います。魂は絶え間なく学び進化し続けるのが宿命ですから、僕らはみんな例外なく修行仲間=サンガであると言えるのです。

誰もがそれに気づいて欲しいという願いを込めてブログのタイトルを「まなびさんが」に決めました。「ヨーガな視点」でとらえた日々のささやかな「まなび」の数々を皆さまと共感できればこれに増す喜びはありません。


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